2023年12月30日土曜日

今年も一年ありがとうございました

 今年もあとわずか。つたないブログを読んでくださり、ありがとうございました。たまに、読んでますよ~ と言ってくださる方に出会うとうれしくもあり、照れくさくもあり、感謝でございます。

2023年に限らず、最近は季節が早くなってきていますし、天災などもあり、野菜や果物の生育に影響があったりして、、、野菜や果物のモチーフを準備するのが大変でした。そんな中でも、モチーフの野菜をご提供いただくことで助かったりと、やっぱりみなさんに助けられた一年でした(#^^#)

 臨床美術のアトリエでは、制作と同じように、その時にご参加された方々とのコミュニケーションをとても大切にしています。今年も鑑賞会のあとのまったりした時間がとても楽しかったです。そして来年も、このコミュニケーションを大切にしたいと考えています。

 2023年もたくさんの方と臨床美術のアートプログラムを実施できたこと、心より感謝申し上げます。ご参加くださったみなさまにも穏やかで和やかな新年を迎えられますよう、心よりお祈り申し上げます。

河沼郡柳津町「福満虚空蔵尊円蔵寺 鐘楼」


2023年12月15日金曜日

 作品のご紹介とお城や美術館の話題でちょっと多め


 「パンジーのコースター」

福島市土曜クラスのお二人。パンジーの花の色みをすっきりとした水彩絵の具で表現しました。出来上がるととても満足された笑顔が印象的でした。終了後のティータイムが楽しいですよね。

「クリスマスツリー」

松川町原中サロンのみなさん。

この日はクリスマス会も同時開催。季節感を感じるって大切です。集会所が床張りになり、みなさんも椅子で少し楽になった様子。毎年、会場をお借りしての開催に感謝いたします。


「しめ縄飾り」
郡山のクラスのみなさん。
しめ縄飾りの魅力が最大限に引き出されているようです。それぞれにテーマがあり個性豊か。お正月に飾るしめ縄飾りも、こうして手作りすると、待ち遠しくなるものです。この日の終了後に、ちっちゃな美術館「こはらだ日和」を尋ねました。休館中でしたが、中に入れていただき、オーナーさんとお話させていただきました。つい先日まで、日本画の掛け軸などを展示されていたとのこと。見たかった~。来年開館したら、また訪ねてみようと思います。


「しめ縄飾り」
会津クラスのみなさんと今年一年の御礼とともに制作。さまざまな吉祥文様をデザインされていました。みなさんものすごく真剣。。(パターンをデザインするって)「以外と考えちゃうなぁ~」「難しい…」 とかなんとか。でも楽しそうでしたヨ。いつも和やかな雰囲気をありがとうございます。


12月だというのに、雪のない「鶴ヶ城(会津城)」。
城内にある稲荷神社様。葵の御紋がかっこいいなぁ。。
個人的になぜか惹かれる「御三階」跡。
戊辰戦争で、新政府軍が攻め入ってきても、最後まで鐘を付いた鐘つき堂。今も鐘の音を聞くことができます。なんかじんときます。

「しめ縄飾り」
福島市アート&カフェ「プティペシェ」さんでのプライベートレッスンクラス。
超忙しい日々を送るなか、毎月ご参加くださいます。鶴ヶ城で拾ってきた松の枝をあしらってみたら、イイ感じ。あとは、何か赤いものをつけ足せば、ばっちりですね。来年は少しずつ、モチーフものを描いていきたいですね。


「クリスマスツリー」
本宮市子ども文庫井筒屋さん。
今年も楽しい絵本の世界とともに、アートな時間を過ごすことができました。オーナーの奥様とは長いお付き合い。毎回、楽しいお話をしてくださいます。
こんなマダムになれたらと、目下私の目標としている優しくてナチュラルなマダムです。

忙しい年末にもかかわらず、足をお運びくださり、ありがとうございました。また来年、元気にお会いしましょう。








今日は一日アートざんまい


 最初に足を運んだのは「オクト8」の作品展です(会場は福島テルサ12月17日で終了)。大学の同級生グループの作品展です。亡きお仲間の遺志を継ぎ、お仕事をされながら、作品を作り続けていらっしゃいます。作品は、布、絵画、陶芸、写真など実にさまざまです。絵も描けて、バックも作れて、、写真も撮れて…つくづくその才能に感嘆します。紛れもなくクリエイティブ。

会場内ではお茶やお菓子などもあり、アットホームな空間でした。

次は、「山のアート展」(会場はコラッセ福島12月17日で終了)へ。福島を代表する山々の四季折々の写真がとても美しかったです。この写真で水墨画描きたいわ~と何度思ったことか。会場は5階にあるので、エレベーターでどうぞ。

会場内にはパステル画やジオラマもあり、楽しい雰囲気でした。
さて、次は、「アートなつどい(主催は社会福祉法人つどいさん)」(会場はコラッセ福島1階)。同じビルなので、移動は楽ちん。

素敵な作品ばかりでした。鮮やかな色彩が多く、穏やかな毎日を、温かい毎日を送られているのかなぁと思いました。途中、ご入居されているみなさんが、おそらく自分の作品を見に来られていました。楽しそうに見ていました。

今回の作品展を拝見して、「描きたいもの(撮りたいもの)を描けばいい」そんなメッセージが、私の心のなかに、何かの答えのようにすっ~と入ってきました。

ここ数年は、一般の方の作品がとても楽しくて、県展をはじめ、小さな作品展をチョコチョコ見て回っています。元気がでますよ(^^♪



2023年12月14日木曜日

ご無沙汰していまして

 気がつけばもう12月でございます。ご無沙汰しておりまして…ブログの更新が滞っておりました…。この一年は、いろいろと考えつつ仕事をしていたイチネンだったなぁ~。実は、(あらたまって言うことではないのですが、)このブログでご紹介していない場所も、もちろんありまして、主に子ども関係の場所なのですが、私のなかでは、子ども関係の現場は、すべて繊細な現場ですので、特に画像掲載などは慎重にしています。これも、前職の"書く"仕事がそうさせているのだと思います(ん?それにしては誤字脱字、てにをはがおかしいぞ)。最近はSNSの普及で、誰もが、文章(画像・映像も)オープンにできる時代ですが、つくづく文責について考えさせられます。ま、難しいことは置いておき、このブログで、『アート、やってみたいな』とか、『なんかほっこりするな』とか、気持ちが伝われば、もぅそれでOKだなっと思っています( *´艸`)

 とかなんとか、ブツブツ言っているつぶやきになってしまいました。今年一年も読んでいただき、ありがとうございました。・・・・・って、アナタ、たまっているアトリエのブログをいい加減書きなさいよ。こりゃまた失礼しました。



2023年10月28日土曜日

会津のみなさんときらめく宇宙


 
夜空の星がきれいな季節になってきました。どうですか? とっても美しい夜空。。宇宙の果てを感じます。もっともっと見ていたいような、吸い込まれそうな…。穏やかな銀河も見えますね。天の川、天体ショー。。こんなにも、それぞれの宇宙があったなんて、やっぱり描いて(表現)してみないとわからないものです。うーん。。美しい。。

次回の臨床美術のアトリエあいづは、12月9日です。

郡山開成地域公民館 文化祭に出展いたしました


 郡山開成地域公民館文化祭が4年ぶりに開催となりまして、臨床美術の作品を出展させていただくことになりました。10月28日、29日と同館で開催しています。お近くにお立ち寄りの際は、どうぞご高覧くださいませ。

2パネルも使わせていただきましたので、広々と使わせていただくことができました。



急遽決定したのにもかかわらず、作品をお持ち下さる方が6名様もいらして、本当に感謝です。こうして見ると、臨床美術の作品は、パンチ力があるというか…( *´艸`)素敵な作品ですので、みなさん足を止められて見てくださいます。ちょっと余談ですが…飾り付けの最中にご高齢のムッシュがやってきて、、作品よりも、私作成のチラシに感動してくださり…(^^;) 「なんでこうできるの? どうやって作ったの?」と質問攻めになりました。最初は作品の説明をしていたのですが、どうやら、チラシや、ちょっとした看板の方を指していたらしく…「あ~こっちですか!!(^^;) これは、Wordで作ったんです。」と言うと「なに? Wordでつくったんか!!」と、そうこうしているうちに、お仲間(たぶん、パソコン教室のお仲間)のムッシュたちも集まってきて、どうやってWordで作るのか?の果てしない説明になりまして、これがまた面白いのなんの。。つくづく、人間、いくつになっても好奇心は大事だなと思いつつ、作品よりも、チラシに興味を持たれたことが面白くて…。かわいいムッシュたちでした。
作品をご提供くださったみなさま。足を運んでくださったみなさま。ありがとうございました。

2023年10月11日水曜日

淡い色彩が魅力の「ぶどうを描く」



本宮市で個人セッション「ぶどうを描く」をご一緒させていただきました。描いたあと飾っていただきましたら、ブドウがいきいきとしてくるではありませんか! いつも思うのは、臨床美術で描かれた作品は、壁に飾ったり、フレームに入れたり、見る環境に置かれると存在感を何倍にもふくらませるということ。Fさんの作品も、毎回、そんな風にオーラ?をまといます。完成した直後は「うーん。。もう少し、ふわっと、、にじんだようにしたかったんだけど…」と、おっしゃっていましたが、飾ったとたん「あれ?飾ったらなんとなくいいのね」と(#^^#)わかりますよ。その気持ち。離して観てみたら、すごくいいぢゃなぁ~い!!??

みずみずしい優しい色彩が、Fさんそっくりです。
 



古河市のみなさんといちじくを描く

 

この夏はとても暑い日が長く続きましたので、本当に秋がやってくるのかしら?と思っていましたが、自然はすごいですね、秋の実りとともにちゃんとやって来てくれる。。あらためて母なる地球、大切にしなくてはと思います。さて、お久しぶりのアトリエでした。秋の入り口に店頭に並ぶいちじくですが、、関東方面はこの赤いいちじくが主流だそうで。。東北地方(少なくても私の周辺では)、緑色のいちじくが主流なので、赤いいちじくを知ったのは、結構な大人になってからです。それまでは、緑色の小さないちじくが熟すと、赤いいちじく(ドーフィン種)になると思っていましたから…( *´艸`)

ころんとした形と、たくさんの色彩をまとったいちじく。ご参加者さんも大好物だそうです。おいしそうな、清涼感あふれるいちじくに仕上がりました。ご参加いただきありがとうございました!

2023年9月21日木曜日

郡山開成地域公民館で「ネガポジにんにく」







郡山開成地域公民館さんで、二か月に一度、臨床美術の定期アトリエを開催しています。今日は、ニンニクがモチーフ。こちらのニンニクは、わくわくアトリエのイトーさんの畑・EM栽培(土がおいしく元気になる)、無農薬にんにくを使わせていただきました。ぽってりとした粒が大きいにんにくです。


皮から実を外して、中身の構造をよーく観察しながら描きました(大黒柱があるんですよね!)。表現された作品は、ひとりひとり、エネルギー満タンのニンニクですね。暑く長かった夏の疲れを吹き飛ばしてくれそうです。形をとらえた方、香りや味、ニンニクのエネルギーを描いてくださった方、構図にチャレンジされた方、線が魅力的な方・・・。感じ方がちがければ、表現が全く違っていることに気づきます。ご参加いただいたみなさまありがとうございました。次回は11月22日の予定です。


このニンニク。後日ふた粒使ってチャーハンにしても、不思議なことに、ニンニクの香りと甘さはしっかりあるのに、残り臭がほとんどなく、たいへんおいしかったです。



 

2023年9月14日木曜日

にんにくを描きました

「にんにくの量感画」を描きました。真っ白なにんにくですが、なんでピンク? と思ってしまいますよね。臨床美術では、感覚を頼りに描いていきます。似ているか、似ていないか。はちょっと棚の上に置いておきます。(できたら、そのまま棚の上におきっぱなしにしてほしいです…) にんにくのパワフルさや、がつんと来る香りが、よく伝わってくると思いませんか? にくにくのおいしさを描くとこうなります。横並びのにんにくの影も人っぽくて愛嬌がありますね。ご参加いただきありがとうございました。

この夏は長くて暑かったです。9月半ばになろうとしているのにもかかわらず、今日も福島市は34度です。3年前の今頃の写真をみたら、カーディガンをはおっていました。来週まではまだ暑いとか。ニンニク食べてもう少し、頑張ろう。。

 

2023年7月27日木曜日

臨床美術親子の会「きょうはいないのかく」

 福島市で「臨床美術親子の会」を開催いたしました。かれこれ2年目になります。年中さんが今では一年生。しっかりと表現できるようになり、描きたい・描きたくないも自己主張できます。この時期の子どもたちは、この自己主張が本当に大切です。自分の気持ちに自分で気づくことができなければ、この先、何が自分にとって必要か? の判断が鈍ります。それと、横から手を出してくる大人の知恵が無いことも大切です。これって、今、子どもが、自立しようとしているときに、たくさんお世話してきた親御さんがぶちあたるもっとも難しいところです。

 こちらに通われているお母さまたちは、もうすでにそれらを乗り越えていらっしゃるので、上のような自由な表現になります。

 ある女の子が、何度も私に向かって「きょうはいないのかく」と呪文のように訴えてきました(#^^#) なに? とは聞き返しません。私も「きょうはいないのかく」と答えました。すると、目をキラキラさせて、また「きょうはいないのかく」と返してきます。私は、このやりとりをしばらく楽しもうと思い、ワークをスタートさせました。しばらくして、はっと気づきました。「きょうはいないのかく」は、「今日は居ないの描く」だったのです。1年生なので、ひらがなだったのですね!! 今日は「珍獣を描く」だったので、世界には居ない珍獣を描くということだったのです。

 どうしても、その場、そのとき、正したい。。という考えが先走ってしまうのが、悪い癖。たまには、わかないやりとりをどちらかがわかるまで、楽しむ。相手のペースに乗っかることは、決して悪いことではないのです。

ご参加いただいたお友達。また会おうね。ごはんたくさんたべてね。


 

2023年7月26日水曜日

The Art.

 近年では、アートはもはや子どもや高齢者が描く余暇活動の枠から飛び出し、医療・福祉・メンタルヘルス・ビジネスの世界へと飛び出しています。いえ、芸術とは、人間が言葉を持たなかった時代から何も変わってはおらず、現代がようやく近づいてきたのではと感じています。では、現代が芸術に歩み寄ろうとしている状況とはいったいどのような状況なのでしょうか。

 2023年に経済産業省の「アートと経済社会について考える研究会」の報告書では、芸術や芸術家が、地域や社会にとどまらず企業、テクノロジー、流通など産業の発展につながると報告されています(ものすごく、ざっくり説明しています。ごめんなさい。時間がある方はぜひ全頁読んでみてください。興味深いですよ)。

そして、その中には、芸術を媒介にすることで、エンゲージメントが上がるとも書かれています(嬉しいことに「臨床美術」が一文紹介されています)

絵を描く、色を使う、楽しく対話するという何気ない行為が、自分の内的なものを変化させ、成長させ、やがて自分を取り巻く多くの環境にいい影響を与えはじめる…個人的でもあり、対話的でもありますね。  

この創造的でふんわりしたものが、長年、芸術を敷居の高いものにしてきたのですが、私はこの芸術活動で、ものの考え方や見方が変わってきたという方を何人も拝見してきました。芸術が世界を変える日もそう遠くはないのかもしれません。
お絵描きもアートだよ


 

こおりやまのみなさんと木漏れ日体験

 

郡山開成地域公民館で、「木漏れ日ボトル」を開催させていただきました。思い思いの木漏れ日を想像して描きました。ある方は、初夏のさわやかな日差しを…ある方は、野外で音楽を奏でるときの木々の間の木漏れ日とか…みなさんいい木漏れ日体験されてるなぁ~!  気持ち・感じる心で描いた木漏れ日ボトルでした。ご参加されたみなさま、暑いなか、足をお運びくださってありがとうございました。

臨床美術のアトリエこおりやま は、二か月に一度の水曜日に開催中です。毎回、さまざまな材料で、さまざまものを描いたり(作ったり)しています。一般的な教室と違って、一回こどに予約をして、一回ごとに作る作品が異なります。途中から参加されても、絵が苦手でも大丈夫ですよ。講師の臨床美術士と一緒に作るので、手順がよくわかります。臨床美術士は、絵に対する上手下手の価値観から心を解放し、一人ひとりの素晴らしい感性を引き出せるようサポートします。次回は9月20日「ネガポジにんにく」です。







2023年7月18日火曜日

カラフルなきのこと絵本の話

この日も蒸し蒸しすこる日でした。ふと、自宅の廊下にある鉢植えを見ると…キノコが生えていました…。蒸し暑い毎日でどうやら生えてきてしまったようです。土も水はけが悪かったようです。でも! Fさんの「カラフルきのこ」(写真中央)は、楽し気な雰囲気で、かわいいきのこです。

Fさんは、個人で、子どもたちが集える絵本の文庫スペースを無料でオープンされています。「こんな絵本ありますか?」と尋ねると「そうねぇ~」と出してきてくださいます。

この日も、左端の写真『ソライロタケ』を見て、「絵本に水色のキノコが出てくる本があってね、ほんとに水色のキノコなんてあるのかしら。と思っていたら…ほんとにあるのね。この本なの」と、その絵本を出してきてくださいました。。。

あららら!! ほんとに水色のキノコですね。そっくり。
…と、こんな風にFさんの頭の中には、文庫の絵本がすっかり収まっています。スゴイな。といつも感心させられます。もちろん、この絵本も面白かったですよ。
そして、ここからいつもの絵本談義に入り…( *´艸`)


二冊の絵本を見せてくださいました。特に「2ひきのカエル」は、Fさんの超優しい声で呼んでくださいまして、、私は一気に引き込まれました。内容もとっても良かったです。おすすめです。下の「るすばんねこのぼうけん」も、ロングセラーです。とにかく、ハチワレ猫のふわふわ感がそれだけで癒されます。。…と、絵本の話をすると長くなるので、この変で。
とても暑い日が続きます。みなさんもお気をつけてくださいね。


 

2023年6月26日月曜日

臨床美術のアトリエあいづ


 個性豊かな木漏れ日ボトルたちです。ご自宅からモチーフをご持参くださいました。どんな形でも、なぜかステキなボトルに出来上がってしまう不思議なプログラムです。なんと、麦茶ポットもありますが、どの作品かわかりますか?( *´艸`) この自由さが素敵ですネ。

臨床美術のアトリエあいづ、次回は8月26日です。





2023年6月15日木曜日

アートの話ではないのですが・・・

 

いただいた「トマト」。茨城県古河市の野木町産。甘くて、皮が薄く固めのトマトです。懐かしい香りがするので、トマト好きなら好きになる味です。たくさんあるので、数個はトマトソースにしたのですが、トマトから出る水分が多くて驚きました。固めなのにこんなに水分が出るなんて。。煮込めば煮込むほど味が濃くなり、とても美味しかったです。

こちらは、福島県の県北地方でよく作られる、三角のちまきです。中は、もち米です。
茹でて、きな粉などで食します。旧暦の子どもの日などに作りますが、笹の葉は殺菌作用もあるらしく、2.3日は保存がきくため、よく小さいころは、このまま軒先につるし、お腹が空くともぎとって食べていました(#^^#)こういう、伝統的な食べ物は、伝えていくことが大切ですね。この日は、福島クラスのアート参加者さんたちが集まり、みんなで作りました。あんなに時間かけて準備したのに、食べるときは一瞬よ。。保存するまでもなくたいらげました…。

アートで感性を身に着ける…などと言いますが、私は身の回りにあるものから感性って育っていくものだと感じています。小さいころからの経験はその土台を作っていくものだし、大人になってからの追体験やはじめての体験では、自分なりの「美しい」が育ってくるものと思っています。トマトの赤・ちまきの緑。笹や井草(ひも)、かぶりついたトマトの香り…どこにでも感性をひろげる素は転がっていますね。



アートワークプライベートレッスン  

シンプルな作品ですが、私自身も好きなプログラムです。今回は「モザイクリズム」のプライベートレッスンでした。色鉛筆のうんちくからスタートして、体内のリズムを感じながらのワークでした。時折、こうした抽象画をじっくり描くと、頭の中がリラックスモードになっていくのがわかります。ただ色を塗っているだけなのに、気持ちがすぅっ~と"グランディング"してきます。ご参加されたFさんとは、もう長いお付き合いですが、このゆったりした線のリズム、あえて色を塗らない空間。この線と空間のリズムは、人生を重ねてこその感性ですね。人生の先輩。まだまだ教えていただきたいこと、たくさんあります。。

今回もご一緒できて楽しかったです。
 

2023年6月5日月曜日

松川町原中地区の皆さんと今年度がスタートしました

またまたいただきまして…誕生日のお花!! 毎年、素敵なカードとともに、いただきます。このお花は、参加者さまのお庭で咲かれているお花たちです。こんなに華やかなお花たちが咲いているお庭って素敵ですね。ハーブは、ハーブティにして飲んでみましたよ!

さて、今年度一回目は、「モザイクリズム」でした。

なんと、出来上がりの作品を撮影し忘れて…制作風景を一枚ご紹介いたします。。この日は、仙台から、お仲間の臨床美術士が応援に来てくださいました。細かく優しくサポートしてくださいました。毎回さすがです。そして感謝です。

松川町原中地区の皆さんとは、今年で6年目のお付き合いとなります。これまで一緒に歩んでくることができました。

もっとも感謝すべきことは、ご参加者さまがリピートしてくださり、毎回楽しみにしてくださること。そして、町内会長さんが変わっても臨床美術を続けていられること。

臨床美術は、地域に根差した活動をしっかり実績をもって継続できるツールです。そんな風にはっきりと胸を張っていえるのは、この松川町原中地区の皆さんのおかげです。

今年もたくさん作って描いていきましょうね。

 

茨城県古河市のみなさんと再会


 
古河市のみなさんと再会できました・・・。コロナ禍、赤ちゃんの現場を踏んでいたため、県外へ伺うことを中止していましたが、解禁ですぅ。古河クラスのみなさんが待っていてくださいました。感謝でございます(涙)。そして、心温まる誕生日のお花もいただきました(拝)。そしてそして、「伝筆」という手法で書いたバースデーカードもいただきました。気持ちが伝わる文字ですね。イチゴもかわいい(^^)/

みなさんの温かいお心遣いに感動。そして、このコロナ禍で、それぞれの方々が何かしらに挑戦されており、そんなこんなのお話も伺って、楽しかったです。やっぱり対面ですよね。

♪にんげんっていいなぁ~♪

さて、今回は、「カラフルきのこ」を制作いたしました。久しぶりのアートでしたので、手を無心に動かしていくほうがスタートにふさわしいかな。と思っての選択でした。コロンと置かれたキノコたち。思い思いのキノコが出来上がりました。ぜひ飾ってみてくださいね。ご参加ありがとうございました。次回は9月です。

2023年5月17日水曜日

郡山市でも「サザエを描く」


 郡山市開成地域公民館にて、臨床美術のアトリエinこおりやま「サザエを描く」を開催いたしました。サザエを描く…最近よく描いてますが、郡山のみなさんも、サザエの魅力を発見したようです。色彩が超豊か。「難しかったなぁ~」という感想もいただきましたが、挑戦できたという感想も併せていただきました。ステップアップできてよかったですね。

郡山クラス次回は7月19日水曜日です。

2023年5月16日火曜日

引き続き「サザエを描く」~土ようクラス・平日クラス


 


福島市「アート&カフェ プティペシェ」さんにて開催いたしました。初夏の旬サザエ。魅力的な造形美です。じっくり観察してみると、いろいろな発見がありました。ひとつひとつ、色が全く違います。角はお行儀よく並んでいますし、くるっと巻いています(この角は、いったいどんな仕事をしているのだろう)。結構謎だなぁ。


今回のモチーフのサザエは、長崎県より殻だけ取り寄せました。
サザエを描いていたら、だんだんかわいらしく見えてきた…と参加者さん(^^) 心が動いてきたら、筆もすすみますね。
磯の香りや、波の音まで聞こえてきこうです。
ご参加いただきありがとうございました。