2023年6月15日木曜日

アートの話ではないのですが・・・

 

いただいた「トマト」。茨城県古河市の野木町産。甘くて、皮が薄く固めのトマトです。懐かしい香りがするので、トマト好きなら好きになる味です。たくさんあるので、数個はトマトソースにしたのですが、トマトから出る水分が多くて驚きました。固めなのにこんなに水分が出るなんて。。煮込めば煮込むほど味が濃くなり、とても美味しかったです。

こちらは、福島県の県北地方でよく作られる、三角のちまきです。中は、もち米です。
茹でて、きな粉などで食します。旧暦の子どもの日などに作りますが、笹の葉は殺菌作用もあるらしく、2.3日は保存がきくため、よく小さいころは、このまま軒先につるし、お腹が空くともぎとって食べていました(#^^#)こういう、伝統的な食べ物は、伝えていくことが大切ですね。この日は、福島クラスのアート参加者さんたちが集まり、みんなで作りました。あんなに時間かけて準備したのに、食べるときは一瞬よ。。保存するまでもなくたいらげました…。

アートで感性を身に着ける…などと言いますが、私は身の回りにあるものから感性って育っていくものだと感じています。小さいころからの経験はその土台を作っていくものだし、大人になってからの追体験やはじめての体験では、自分なりの「美しい」が育ってくるものと思っています。トマトの赤・ちまきの緑。笹や井草(ひも)、かぶりついたトマトの香り…どこにでも感性をひろげる素は転がっていますね。