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2025年7月27日日曜日

bienさんにて福島の桃を描く


 この季節がやってまいりました。福島の桃。品種はあかつきです。お目にかかるのが年々早くなっているような気がしますが、とにかく、この季節が到来です。福島の桃は、本当に「んまい」です。そしてもこの桃を育てるのに、とてつもない労力が注がれていることを福島県民は知っています。それゆえに旬を満喫しながら、大切に大切に食べなくてはと思うのデス。

さて。この桃を今回も福島市「暦ごはんとお茶bien」さんとアートコラボをさせていただきました。

桃のしっとりした表面。なのにさらりともしているフシギな感覚。。それでいて、ふわっとした色彩。桃の魅力は果てしないのです。臨床美術の斬新な描き方に、みなさん驚かれていましたが、そこが知的好奇心をくすぐるところ。そして、紙も一枚一枚違う種類の紙です。それが、また表現の幅をひろくします。
背景もかっこいいですね。。かわいらしい桃に対して、きりっとした墨の背景。桃が流れてくる様子を描いています。みなさんが描いた桃がポンと飛び出してきています。
そして、制作後は、bienさん渾身のアートコラボスイーツセットです。桃のパフェと桃のロールケーキ、そしてスパイシーなクルミ。口の中が夏祭りでした。


もちろん全部手作り。どこからたべてもおいしくて、どこから見ても、見ごたえたっぷりでした。毎回モチーフに合わせて素敵においしく作ってくださり感謝です。ランチはご予約ですが、カフェタイムはご予約なしでお越しになれます。ぜひご来店くださいませ。

ご参加されたみなさま、ありがとうございました。また、おいしくて楽しいひとときをご一緒いたしましょう。

郡山のみなさんと「スイカのカード」



 

 一枚目はスイカの果肉を全面に描きました。そして、2枚目は自由な発想で制作で描きました。猫と太陽の斬新なデザインしたり、食べる瞬間を表現したり、、 スイカと2025年の夏のコラボも。みなさんハガキの中で夏を満喫していらっしゃいました。。

 アートは正解不正解のない世界。だからゆえ、難しいと感じるのかもしれません。自分の感覚や表現をそのまま出していい世界。それも、もしかしたら、戸惑うのかもしれません。でも、アート表現を通して今の自分にOKと言えたら…自分の滑稽さにくすっと笑ったり、隣の方の表現に感心したり、それいいね!とびっくりしたり…。アートコミュニケーションは、人と人とを温かく包んでくれます。

ご参加いただきありがとうございました。次回は9月17日です。

井筒屋子ども文庫さんにて夏の団扇


水の流れを表現した団扇を制作しました。 水のある夏の風景のようですね。「ふるさとの夏?それとも湖畔の夏? ご本人様は、偶然にできたのよ。と言っておられましたが、とても大満足そうでした。このような、落ち着いた風情のある絵を描くことができるのは、人生を重ねたゆえんだと思うのデス。
さて、こちらの団扇は、文庫のオーナーさんがご自宅から持ってきてくださいました。

ずいぶん昔、まだ文庫が酒屋さんだったころ、お酒のメーカーさんからいただいた団扇だそうです。昔はこんなに風情のある団扇が主流だったのですね。。。いいなぁ~。。

後ろの落款も素敵です。団扇の骨組みが細く、ていねいに作られていることがわかります。
日本の夏。もう、クーラー無しでは生活できませんが(^^;) いいものをたくさん見せていただきました。
 

会津のみなさんと「摩天楼の光」

夜の摩天楼の街並みが出現しました。とても美しいですね。180度見渡す高層ビル群。こんな街に一度でも住んでみたい…。

今回はちらっとみなさんの制作風景を。。真剣です。たくさんの参加者様がいらしたのですが、制作に入るとシーンと静まり返り、お隣りの物音が聞こえてしまうほどです。

この静かな空間がとても好きだとおっしゃっていた方がいました。実はこの日、島を二つにしてグループ分けをしようとしたら、みんなの顔が見える方がいいということに。。ちょっと感動しました。そのぐらいお互いを大切に思ってくださっているんだなと思いました。(先生、反省(^^;)

 一人ひとり、個人の制作なのですが、ふと顔をあげると、同じように制作している参加者さんたちがいます。なんとなく、安心するというか、、、とてもいい・楽しい時間です。

ご参加くださったみなさま。ありがとうございました。次回は9月13日です。



 

2025年7月12日土曜日

bienさんにて7月26日アートイベント ★満席となりました

 




●7月26日(土)13時~『暦ごはんとお茶bien』さんにて、臨床美術によるアートイベントを実施させていただきます。●制作するプログラム名は「流れてくる桃」です。墨で背景を描いてから、福島県産の桃を描いてみます。この時期の桃は、「あかつき」より前の品種ですが、ふくしまの桃は、どれもこれも「んまい!」ということで、みずみずしい桃を描いてみます。●定員は5名様(満席となりました)。●受講料金はスイーツセット付でおひとり4,500円(bienさんが作品をイメージしたスペシャルスイーツをお作りくださるそうです)●持ち物:制作中は各自お飲み物を。眼鏡が必要な方は眼鏡。●お申し込みはbienさんのインスタグラム(@bien_abe)または、bienさんお電話(080-5482-0131)にてお申し込みくださいませ。営業日は火曜・水曜・土曜・日曜です。

「アートさろん」と「アートイベント」の違いですが、「アートさろん」では取り組みやすい内容で実施するのに対して、「アートイベント」は、季節のモチーフを描きます。「さろん」では絵が苦手な方・ご高齢の方でも楽しくご参加できますし、もっと挑戦したいな。と思ったら年3回~4回の「アートイベント」にご参加いただければと思います。

満席となりました。ご覧いただきありがとうございました。次回は秋を予定しております。


2025年6月9日月曜日

bienさんにて臨床美術体験会(2)


 

福島市bienさんでの臨床美術体験会2回目が終了いたしました。たくさんのご応募とご参加ありがとうございました。さて、今回も夜空の星を描いてみましたが、この日、あろうことか、私は、ハサミを忘れてしまいました。手持ちの非常用2本は持ち合わせていたので、なんとかできそうでしたが、参加者さんから「せんせー、手でちぎってもいいんじゃないですか?」と提案され、「なるほど! おもしろい!」ってことで、手でちぎってもokな方はちぎっていただきました。これがなんとも味が出て、個性がさらに輝きだし、苦笑いで済んだ。。というハプニングがありました(でも、反省です)。

体験会の前15分ほど、臨床美術のご紹介をさせていただき、安藤優子さんのプロモーション動画も聞いていただきました。もぅ私が説明するより、安藤優子さんの知的で気品あふれる声で説明されると、納得…(アナウンサーの声ってすごいですね) 

というわけで、この日も制作後はbienさんのスイーツセットをいただき、みなさんでわいわいと話をして、楽しく過ごすことができました。

ご参加いただいたみなさまありがとうございました。今回キャンセル待ちをしてくださったみなさま、次回お会いできればと思います。次はbienさん主催臨床美術のアートイベント7月26日です。午後の1回だけですので、ご調整くださいませ。bienさんのインスタグラムやこちらのブログでも募集させていただきます。しばしお待ちくださいませ。。

※bienさん、インスタグラム乗っ取り被害にあったそうです。新しいアカウントはbien_abeです。見知らぬ方からの内容が乏しいお誘い、不確かな情報、その方が言うはずがない言葉や絵文字。違和感センサーを働かせましょう。あと、体調不良などの時も。気を付けましょうね。

「松川町原中アートさろん」さん今年度スタート

令和7年度の「松川町原中アートさろん」。今年で8年目。とうてい私だけの力ではこんなに長くは続いては来られませんでした。画像で、手もとが写っていらっしゃるのは、私と参加者さんたちをいつもつないでくださる、世話人様の『ミスター』です。ちなみにちらりと腕だけが写っていらっしゃるのが、ミスターの奥様です。世話人様は、お二人のほか、あと3人さんほどいらっしゃいます。5人の人生の先輩たちに支えています。このうえなく安心。。。
ご承知の通り、私だけでは8年も続きませんでした。今年度も感謝からのスタートです。


毎年、初回はやさしめのプログラムからスタートしますが、8年目のみなさんだからこその色彩の豊かさです。3月に最終回を迎えるまで全7回どうぞよろしくお願いいたします。松川町原中アートさろんさんは、原中地区自治会長様のご理解と松川町の社会福祉協議会様の助成を受けて開催しています。
 

2025年6月3日火曜日

相馬市の魅力

 私のお友達Hさん。自宅で参考作品作りとチラシ制作と準備に次ぐ準備に追われ、空いた時間には材料の整理にとこもりがちの私を連れだしてくれます。この日も『干物を買いに相馬にいこう!』と、まるでキャッチコピーのようなセリフを言い放ち、男前の運転さばきで連れて行ってくれました。

『まずは、相馬中村神社でお参りしないとね!』というHさんに、戦国武士さながに「おー!」と後を付いていきましたところ、
すごく立派というより、カッコイイ神社様で驚きました。相馬野馬追の出陣式で有名ですね。両脇には、馬の顔たちが、ずらり。

私もHさんも、なんというか、場所の雰囲気をとらえるのが得意?なたちでして…(霊感とかそういうものではないです)。「この神社。なんかこう、違うね」『なんか違うね。』「かっこいいというか、キリッとしているというか。」『神社というよりお城に近い…』そうそう。その表現がとてもしっくりきます。お馬さんのオブジェ?が多いせいでしょうか。
歩いてみると、ここは、どうやら「中村城」の城内にあった神社で、パンフレットによると「相馬利胤(としたね)は、慶長16年7月、相馬市中村で城の造営に着手し、12月2日に小高区から移り、以来260年にわたり相馬中村藩相馬氏の居城となりました…」。どうりで、きりっとしていると思いました。中村城のはじまりは、平安時代。坂上田村麻呂さんが蝦夷との戦いのときに、菅原けいじつさんに守らせた…というのがはじまりで。。。いろいろあって、としたねさんの時代になったと。。中村城は高い丘にあるお城なのに、水路跡はもちろん、池も未だにあちこちと残っています。



当時、お城の南側にあった宇多川をなんと、さらに南に移し替え、お城をひろーくしてしまった。。。それもこれも蝦夷軍や伊達郡に備えたためといわれています。残念ながら天守閣は雷が落ちて消失してまいましたが、お殿さまがお散歩したであろう、庭園らしき場所も残っていました。当時の馬といったら、現在のフェラーリ。かっこよくて早くて大変貴重な存在。相馬中村藩6万石。馬を大切に大切にしていたことが遺構からも神社からも、(相馬野馬追)からも伝わってきますね。

というわけで、いよいよ相馬浜の駅松川浦。松川浦といったら、子どものころよく海へ連れて行ってもらいました。アクセスも非常に良くなっているので、福島市から一時間少しで到着できます。おひるごはんを食べましたよ。


奥の小さなお椀に入っているのがお出汁。何杯でもおかわりOKな「出汁バー」です。 濃いお出汁とかつおとこんぶの澄んだお出汁がありますが、高級料亭さながらのおいしいお出汁でした。
相馬のお魚もたくさん販売しているので、クーラーボックスを準備してお越しになってくださいね。お店のスタッフさんもみなさん、優しくてほんわかしました。




郡山市のみなさんと水の流れを描く


 
水の流れ。。はて?どうやって描くのでしようか。想像もつかないお題で、ちょっとみなさん緊張?していたでしょうか。このプログラム、過去に数回、別なクラスで実施していますが、頭を抱えて動かなくなってしまう方と手が勝手に動いてしまう方と、、両方いらっしゃるというプログラム。私的には、そのような皆さまのお姿を拝見させていただくたびに、人間は考える葦である。というパスカルの言葉を思い出してしまいます(^^;) 美しい姿という意味でとらえてくださいませ。

川辺を歩くことが多い方は、体感的に身近かなものですが、機会がない方にとっては、結構難題だったりするものですよね…。

臨床美術のアトリエinこおりやま「わくわくの会」会長さんが、郡山市にある「せせらぎ小道」の写真を送ってくださいました。素敵な水の小道があるのですね…それにしてもこのプログラムにうってつけの画像です。 今後はこうした近くの川を見学してから描くことも視野に入れておこうと思いました。ありがとうございます!

次回は9月17日です。


個人様主催 古河のみなさんとバナナを描く


 
茨城県古河市「カイロサロンさわやか」様におじゃまして、バナナを描きました。長年続く「臨床美術のアトリエinこが」です。これまでたくさんの作品に挑戦して参りましたが、今回は、モチーフのバナナ持ち寄りで、myバナナを描きました。ある程度までアシストしたら、もう半分の時間はほとんどみなさんの感性で描いたバナナです。黄色しか見えなかったバナナが絵を描くことで、さまざまな色彩が目に入るようになります。

いきいきとしたバナナ。食べごろのバナナ。アーティストの心をくすぐるバナナ。。とても楽しくご一緒させていただきました。ありがとうございました。

2025年5月18日日曜日

体験会を開催いたしました


福島市「暦ごはんとお茶bien」さまで、臨床美術体験会を開催させていただきました。小さな宇宙を描いてみました。体験会では、臨床美術の紹介とプロモーション動画を見ていただき、臨床美術というものがどのようなものなのか、何をテーマにして開発されてきたのか…その活用法は?などをお伝えしました。制作は45分ほどで、そののちは、bienさんのスイーツセットをご堪能いただきました。ご参加者様同士、コミュニケーションを深めていらっしゃいました。私も後から混ぜていただき、盛り上がってしまいました…(^^;)

楽しいひとときをありがとうございました。2回目の体験会は満席となりました。ありがとうございます。 

bienさんとのお付き合いは、10年ほど前になりますでしょうか。ずっとカフェオープンの夢を抱いてらっしゃいました。bienさんオープンでは、そんなオーナーさんの夢を待ちに待っていた皆さまからたっくさんのお花が届いてらっしゃいました。無添加、地元野菜を使った、優しくておいしいお食事。ぜひ「暦ごはんとお茶bien」さんのインスタグラムをチェックしてみてくださいね。


2025年5月14日水曜日

bienさんで臨床美術体験会5月6月ご案内(6月満席になりました。ありがとうございました。)

 ●とき 5月14日(水)、6月7日(土) ●時間 両日とも13時受付(おそろいになりましたら開始します)~14時50分 15時ごろからカフェタイム(その後は自由解散です) ●ところ 暦ごはんとお茶「bien」さんの2階(階段となります) ●体験会参加料 おひとり2000円(スイーツセット付) ●内容 臨床美術の紹介とミニワークの実施です ●定員 両日とも5名様(先着順) (5月14日終了いたしました 6月7日残席0 満席となりました) ●お問い合わせ ①bienさん店頭まで ②emiko527☆彡(@に変えて)gmail.com(ご希望の日にちとご参加者のお名前、連絡先)をご記入のうえ送信。こちらからの返信をもって完了といたします。

臨床美術は、私が芸術療法歴20年の中でも、とても優れたプログラムと自信をもってお届けできるアートメソッドです。内容については、「TOPPAN芸造研株式会社」のHPを見ていただけると分かりますが、私が個人的に感じていることを書きますね。

まず、心理的なアプローチがとても穏やかだということです。臨床美術は美術制作とセラピーの二つのアプローチがいわば共存しているのですが、ほとんど「セラピーされている感」がありません。それは、「臨床美術士」のホリスティックな心がなせる業です。どんな方でも歓待し、どんな作品でも素敵なところを見つけ、簡潔なあたたかな言葉で参加者さんに伝えます。それは、もう、才能のレベルです。そうでなければ、「臨床美術士」にはなれないと言っても過言ではないほどです。それだけ、臨床美術士を養成する講師陣がすばらしいということです。臨床美術士は、ただ単に絵を教える先生ではなく、芸術の楽しさや素晴らしさを伝えながら、一緒に制作をしていきます。ですので、教える・教えられるという関係性ではありません。少なくても私は『もう一度、絵を描く自分を信じてほしい』と願いつつセッションをしています。

と、臨床美術について語り出すと止まらなくなるので、いつもブログはあっさりになってしまいますが、とにかく、体験会は楽しいものにしたいと考えています(#^^#)

臨床美術を体験できて、暦ごはんとお茶 bien(@bien__2024)の人気スイーツセットも堪能できますので、もうこれだけでも来てよかった! と思っていただけるはず…。どうぞご一考くださいませ(*^-^*)

画像は、私おすすめのbienどら焼きです。(※むっちりバナナアイスは友人のもの。)当日あったらラッキーですね。


2025年5月6日火曜日

2025GWと9月の連休のはなし

 

ゴールデンウイークも今日で終わりですが、お休みできましたか? ゆっくりできた方も、飛び飛びで休んだ気がしないという方も、これから休みをとりマスというかたもゆるりと残り少ないGWを満喫してくださいませ。画像は4月はじめの鶴ヶ城です。しかも梅です。梅からはじまって、桜が咲き、今ごろは葉桜が美しいでしょうか。今年は、桜の開花時期が読めなかったなぁ~。そうこうしているうちにGWとなりましたね。2025年のGWは前半が人それぞれの連休でしたが、後半は4連休でした。

で、今年はもう一回4連休があります。…9/22(月)は、前日日曜日と23日(火)秋分の日に挟まれてますが、実はお休みなんですよ。十数年ぶりに『祝日法』が発せられているのです!  土曜日もお休みなら4連休になりますね。この祝日法。今年は9月も含め2回あります。実は本日5/6も祝日法でお休みでした。『数年に一度不定休に表れる休日です』と(内閣府国民の祝日について)に書いてあります‥‥なんというか、神秘的な感じに書いてあるので笑ってしまいましたが( *´艸`)実際は暦と規定によるものです。

休みはやすみですね。9月の連休の計画も立ててよいかもです。

2025年4月21日月曜日

臨床美術 ~新たな社会を共創する力~


臨床美術のプロモーション動画が完成いたしました。キャスターの安藤優子さんが、ナビゲーターをしてくださっています。安藤さんと臨床美術の関係は? 臨床美術の活用のされ方とは? 5分程度の見やすい動画となっていますので、どうぞご覧くださいませ。

2025年4月9日水曜日

どっちかなぁ


 
「よあけ」絵本好きなら、きっとこうして見たことがあるでしょう。上は、あべ弘士さんの「よあけ」、下は、ユリー シェルヴィッツさんの「よあけ」。私は、もちろんどちらも好きです。そりゃそーだ。あべ弘士さんの「よあけ」は、よあけ前の自然音が静かに響く…ユリーさんの「よあけ」は、静けさのなかの音をみつめる…というかんじ。でも、"その時"がくると…「うおぉ~!! これが生きるということか!!」みたいな展開が待っています。この感想は合ってるのか?……。とにかく、みなさんはどう感じるのかなぁ。ぜひ読んでみてくださいね。

個人様開催「フロッタージュ貼り絵」


 
こすり出し・フロッタージュで制作した作品です。こするだけ?と思いきや、案外、コツもありまして…。このコツを探りつつ、画面に集中できる作品です。画像ではわかりにくいのですが、色彩が鮮やで深い色味です。幾重にも色を重ねることで、想像もしない色彩になり、ハッとさせられる。。。アートな作品づくりです。こういった一見地味にも見える作業ですが、この積み重ねが…色彩のコーディネート力をつけていくのですね。色彩のパーツは空間を意識して、貼ってみました。「この空間を下にしたら良いかなぁ 上かなぁ」「そうねぇ…どっちかなぁ~」などと作品を介して和やかな会話が展開されます。ただ作るだけではない、豊かな空間。今日も(講師ながら)癒された時間でした…。

福島市は桜が満開になりつつあります。本宮市までの道のり、あちこちに桜の木が見えました。福島はほんとうに花の街だなぁと思いました。


2025年4月3日木曜日

カフェbienさんでアートイベント

 福島市「暦ごはんとお茶bien」さんで、アートイベントを開催させていただきました。

今回の内容は、5年ぶりの開催「お宝マップつくり」です。作り方、詳細はネットにたーくさんありますので、お気に入りのサイトからお調べになっていただき…。。

マップつくり熱烈ファンの方も含め9名様のご参加となりました。当初5名様からの増員につぐ増員での開催。ありがとうございました。今年はホロスコープ的には、たくさんの惑星が短時間で移動することで話題となっていますね。お空の上も忙しい感じなんですね。

bienさん2階にて実施いたしましたが、さくっと作品が春バージョンとなっています。
新月になった夜に制作した私のマップです。気分がノッてきてこの通り、ぎっしり貼っています。自分の好きなもの。こと。夢を貼るってやっぱり楽しいです。
この日も、ご参加者様同士、制作しながらも、笑い声が絶えない会となりました。情報交換の場にもさせていただき、さっそくシンクロしていた方もいらっしゃいました。
 そして、待ってました!bienさんの「スペシャルスイーツセット」。こっくりとしたあずきとまったりした抹茶クリームを挟んだどら焼きは、みなさんからも大絶賛でした。


ご参加いただきましたみなさまの夢が、心地よくかないますように。ありがとうございました。

2025年3月23日日曜日

郡山のみなさんとブロッコリーを描く


 

ブロッコリー。全国的にお値段が高くなっていますが、家庭菜園をされている参加者様からご提供いただき、生命力あふれるブロッコリーを描くことができました。たくさんご持参くださり、全員分のお土産までいただき、、、自宅に戻ってから味も楽しむことができました。ごちそうさまでした。

ご参加されたみなさんからは、「この静かな時間がとてもよかった」とご感想をいただきました。この日は、あえて軽音楽も流しませんでした。集中しているこの時間を楽しむこともアート制作ならではですね。

小さな作品でしたので、近寄って鑑賞できるのも新鮮な感じでした。自然と鑑賞会がスタートし、互いの作品を見てどんどん会話がつながっていく…。笑顔がこぼれる豊かな時間でした! ご参加いただきありがとうございました。次回は5月28日です。

ブロッコリーを描く


 個人セッションのご参加者様とブロッコリーを描きました。色鉛筆で描くブロッコリーは、小さな芽を持つブロッコリーにはうってつけ。細部まで観察しながら描くことができます。「自分がブロッコリーを描いている…」そんなふうにご自身を客観的に感じていらっしゃったようで、、とても不思議みたいでした。なんだか微笑ましいと感じた私です。

忙しい毎日を過ごしているTさんは、このひとときが待ち遠しいとのことでした。アートが生活の中に溶け込んでいらっしゃる…そんな方が今後も増えてくださるとうれしいです。

2025年3月11日火曜日

絵本紹介「木のあかちゃんズ」(平凡社)

 

いせひでこさん。温かくて暖かい絵や色彩、好きだなぁ~。ファンも多いことと思います。この本は、東日本大震災後に、いせさんが、鎮魂の意味も含め急きょ描いた(書いた)そうです。今日この日、私の手元にやってきました。

木の赤ちゃんたちは、木の種です。さまざまな木に宿る妖精のように動きまわり、『木=お母さん』たちのまわりで、無邪気に遊ぶその表情がとてつもなくかわいらしく、くすっと笑えます。

震災では多くの方が犠牲になりました。小さい命もたくさん…。この本の木の赤ちゃんズを見ていると、きっとどこかで、こうして、植物や自然に紛れ、遊びながら、私たちを見守っているのでは?と思います。

震災時私の父も(病気で)天に召されました。温泉が好きだったので、赤ちゃんズのように、自然の中の温泉をめぐっているのでしょう。

鉛筆デッサンのように描かれた絵からは、サラサラと鉛筆の音が聞こえてきそうです。ページの一部だけに色があり、風の音やどんぐりが落ちる音にリアルさをもたらしています。そういうトコも、好きだなぁ~。見る人によってさまざまな感覚を呼び覚ましてくれる一冊。


2025年2月24日月曜日

絵本紹介


 お母さんきつねの子を思う気持ちが切ないくらい深い。優しいきつねのお母さんは、子きづねにご飯をたべさせようと奔走します。途中、ハラハラどきどきさせますが、最後の最後は…。読み終わると、母の愛を感じられるあたたかい絵本です。絵もあったかくて一気に子ども時代に戻れました。

bienさんにて福島の桃を描く

 この季節がやってまいりました。福島の桃。品種はあかつきです。お目にかかるのが年々早くなっているような気がしますが、とにかく、この季節が到来です。福島の桃は、本当に「んまい」です。そしてもこの桃を育てるのに、とてつもない労力が注がれていることを福島県民は知っています。それゆえに旬...