2021年5月14日金曜日

川俣町 羽山の森美術館

 

川俣町にある廃校になった小学校の美術館「羽山の森美術館」に行ってきました。

画面が暗いのですが…郡山市で活動されている点描画のみなさんの作品展も開催されていました。とっても美しい…新緑の窓ととても合います。

歴史が古い小学校だったことがわかります。朝ドラでしかみたことがない髪形と服装の先生や生徒たちが写真におさまっていて…山間の学校だったのにもかかわらず、人数も多く、写真も残っており、愛された学校だったことがうかがえます。

中はほとんどリフォームしておらず、まるで「授業参観」か何かに来たような、当時のまんま感…。昨日まで子どもたちが学んでいたようです(廃校になったのは10年以上前)。校庭もそのまんま。体育館もそのまんま。
ウサギ小屋もそのまま。子どもたちの手作りの看板もそのまま。。


川俣ゆかりの画家さんたちの見ごたえじゅうぶんな作品が教室に飾られています。おじさんが、電気をつけてくれて、おばさんが「どっからきたの?」と優しくニコニコと尋ねてくれます。人にも癒される…。川俣町は、古関裕而さんのふるさとですが、優しくて、素朴で地元を大切に思う人柄は、この美術館の保存と小学校の愛され方を見ると、なるほど…と納得できます。車でなければ来れないところ。。だけど、山あいのひっそりとした静かな美術館。こんな美術館はめったにないと思う。ぜひおでかけください。