2020年6月15日月曜日

ホッキ貝の殻は来年使うのだ の巻

ホッキ貝の殻をいただきました! たくさんいただきましたよ。ただいま漂白風呂にて入浴中…。きれいになったら、夏の風にしばらくあてて、来年使わせていただきます。
先日も参加者さんの間でちょっとした話になったのが、「先生、これって手作りですか?」という質問。日常生活で使うモノが、形を変えて“道具”として出てくるので、フシギに感じたのでしょうね。 臨床美術のオリジナル画材や、市販されている道具以外はすべて講師がなんらかの手を入れています。割りばしペンも、スポンジタンポも、マステ処理も、紙の裁断も・・・なんやかんやと下準備を完了するまで、まる一日かかります。そのほか、こうしたモチーフも手に入れるために、野を越え山を越え(ほんとの話)することがあります。たま~に、「このプログラム、ほとんど自分が作ってる?」と思うこともありますがね(大汗)、こんなことも含め楽しいのです! 「このプログラムはあの方が好きそうだなぁ。ご参加されると嬉しいなぁ~」とか考えながら下準備をもくもくとするのです。
 ところで、ホッキ貝の殻を洗うにあたり、貝の構造ならびに模様の奥深さに気づき感動していました。分かりずらいとは思いますが、赤茶色っぽい「柱」みたいなものが、貝同志をつなげているのですが、横にあるちっさい赤丸で囲んだぽっちもかっちりはまるようになっています。なんの役割があるんだろ?

臨床美術を実施するにあたり、こういった気づきも皆さんと分かち合えるようにしたいと思っています(一部ネタバレ)。ともあれ、来年このプログラムにあたった定期クラスのみなさん、お楽しみにぃ。