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2018年7月25日水曜日

災害時の子どもの遊び(2)

子どもが無邪気に遊んでいる様子を見て、我慢している・・・なんて思えませんね。心の中と表側は時に裏腹になります。問題はそれに気づかず、身体からのサインにも無視し続けてしまうことです。大人のストレスは子どもにも影響を与えますし、特に大きな被害の状況を映し出すテレビは子どもたちも見ています。特に繊細な性格の子は、ニュースの画面だけでも動揺してしまいます。東日本大震災のあとに、アートボランティアをしていたとき、子どもの絵や遊びからは、怖かった思いを解消していく「過程(プロセス)」が見られました。専門家でなくては分からない表現もありますが、遊びに関しては津波ごっこや、段ボールに入って外からガタガタ揺らす、、などの遊びは、専門家でなくても「ごっこ遊び」だなとわかります。それを止めるか否か。。どう対処していいのか悩むところです。ひとまず、命にかかわる危険な遊びをしていないか?を見極め、そうでなければ、ちょっと観察してみます。表情も大切な情報です。目がつりあがっていなか。エスカレートしていないか。もしそうだとしたら、「ねぇねぇ混ぜてくれる?」と一緒に遊んであげるといいと思います。つづく

体験会を開催いたしました

福島市「暦ごはんとお茶bien」さまで、臨床美術体験会を開催させていただきました。小さな宇宙を描いてみました。体験会では、臨床美術の紹介とプロモーション動画を見ていただき、臨床美術というものがどのようなものなのか、何をテーマにして開発されてきたのか…その活用法は?などをお伝えしま...