2023年3月27日月曜日

可月亭庭園美術館で癒やされる

道沿いの小さな美術館。よく見ていないと、あらあらと通り過ぎてしまいます。美術館の入り口はまるでどこかの老舗料亭のようでした。小さくカフェの看板もあり、美術館とカフェがあることがわかります。

大きくて、おも~い蔵戸をオーナーさんに開けてもらうと、蔵座敷に美術館。。そして、すばらしい絵画の数々です。有賀温、生沢朗、もちろん斎藤清、中島千波、藤田嗣治、ジョアンミロ…うーむ。ここへきてこんな素晴らしい絵画をいっぺんに見られるとは。。。ここだけでクラクラ来てしまうのに、庭へ出てみるとこれまた素晴らしく。。。
サギも遊びに来れば、、
猫も来る…
そして、あの蒲生氏郷公までもが狩りの帰りに庭園に寄られたというではないですか! それもそのはず、かれこれ400年は歴史がある場所なのです。つまり、(一部の庭には江戸時代よりある松の木がある)歴史深い庭園でした。
東京から庭師さんがボランティアでお手入れをされに来るそうで、とても美しい庭園なのです。庭師さんありがとうございます。
はて? この雰囲気。どこかで見たような。。。もしかして?とオーナーさんにうかがってみたところ、あの「御薬園」とともに築庭されたそう!! どうりで(^^)/
ぜひ足を運んでくまなく見ていただきたい。だので、、画像はほどほどにしたいのですが、、とにかく、客間に何気なく飾られている掛け軸やお雛様、欄間、襖絵、照明にガラス窓…見応えがありました。


会津にはまだまだこんな風に残っている逸品がたくさんあるんだろうなぁ。どうが、がんばって保存していただきたいです。。最後にアンティークなティーカップでカフェりました。
何気に左に写っているスタンドはアールデコだそうです。
暖かくなったらまた訪れたい美術館でした。