2017年3月14日火曜日

震災から6年です

3月11日。あれから6年です。11日はアートカフェの参加者さんと黙とうをしました。あの日、どうしていた?という話。みなさんもたくさんされたと思います。私は車を運転していました。ありえない揺れで、運転することができなくなり、車を止めました。この信号機落ちてきたらどうしよう。この新幹線の橋下が壊れたらどうしよう。。さまざまな「どうしよう」が頭をよぎります。気付いたら、揺れているのにもかかわらず、運転を再開してたんですけどね(信号機が真っ暗で怖かった~)。
その後です。福島がとんでもないことになったのは。。映像で見る原発の事故は、なぜか現実感がなく、これからどうなっていくのかさえ想像もつかず、何を食べていいのか、悪いのか、窓は開けていいのか悪いのか。もうどうしていいのか理解不能な毎日でした。


ある人が言っていたことを思い出します。「原発避難をされた方の想いを知るにはとうてい無理だけど、今、この瞬間(このブログを見ているみなさんも)、貴重品だけもってただちに、避難場所に行ってくださいと言われ、4、5日したら家に戻ってこられるだろうと思っていたら、家どころか、町に近づくこともできなくなっていた・・・そういうことなんだよね。」と。
今でも、当時の映像を見ると息苦しくなったり、涙が出るという方がいらっしゃいます。普段はすっかり忘れているのに、この日に見る映像だけはそういう状態になるのです。
福島だけではなく、被災地にいらっしゃる方はみなさん同じかもしれません。
当時、それだけのことを体験したのです。
もうすぐ春になります。変わらず花は咲きます。人も福島もどうか暖かい日差しでつつまれますように。