2015年8月31日月曜日

9月の鶴城コミュニティーセンター

二か月に1回会津若松市鶴城コミュニティーセンターさんで、臨床美術inあいづを開催しています。たま~にブログで見かける、○○を作りました~というゆるい記事は、だいたいこちらの参加者様の作品です。9月に作るのは、色えんぴつで描く半抽象画・デザイン的な要素が多いものです。描き方は、取り組みやすい手順ですので、「むちゃくちゃ、絵は苦手!!」という方は、カモ~ンです。
色えんぴつという、親しみやすい画材を使用し、マス目にいろいろな模様を描いていくのです。コレ簡単。・・・・と、思いきや、実際やってみると、自分の脳が退化?しはじめているのに気付いてしまった(笑)。「あ、アレ?も、模様が出てこない・・脳みそ君働いてくれ・・・」という調子です。
あらためて、いろいろなものをデザインする人って本当にすごいなと思います。世の中に、近しいものはあるけれど(^_^;)毎回オリジナルなデザインを考えていくのですから、創造力も想像力もばっちり働かせなくてはなりませんよねぇ。
日本の古典柄にある(ふろしきとか手ぬぐいなどの柄)のデザインは、自然を極限までシンプルにした形や、日常に使っていた道具(たとえばそろばんの玉とか)、を簡単にしてパターン化(連続したつなぎ)で、表現することが多いです。そして、このような模様を布にデザインしていくわけです。それが何百年も受け継がれて、今では外国の方にも受け入れられています。それを考えると、私たちのご先祖様たちは、なんというクリエイターたちなんでしょう。
話はそれましたが・・・、
何度もリトライしているプログラムですが、毎回模様も色も違っていて面白いプログラムです。夏に描いた作品なので、台風のような、蚊取り線香のような模様が現れました・・・描いたあと笑ってしまいました。
◆9月27日日曜日13時~◆鶴城(かくじょう)コミュニティーセンター(お城東側・博物館の前)◆ひとり2800円です。お問い合わせ・お申し込みは同センター0242-29-8228です。またはemico527★(★を@に変えて)gmail.comへ。


2015年8月29日土曜日

Atelier Pomme アトリエぽむ


「アトリエぽむ」の事業が、2015年度の全労済地域貢献助成事業に採択されました。大変うれしく思います。そして、とてもワクワクしています。「アトリエぽむ」は、芸術療法をベースとしたアートワークやアートセラピーをご提供しています。今回採択された内容は、臨床美術のアート制作で表現することの楽しさを伝えたいと思っています。全労済様からの貴重な助成金は、子どもたちが使用する画材やモチーフに使わせていただきます。
臨床美術のメソッドに使用される画材は、画材屋さんで販売されているような、プロ用のものが多く、どうしても画材代・材料代がかかってしまいます。モチーフもすべてフレッシュなもの。野菜でしたら、土付きの新鮮なものです。もちろん、お魚も冷凍ではなく、生のものです。こうした、専門の材料やモチーフを使用することで、“ほんもの”から受け取る感動や感覚を表現していくのです。
ためしに、モチーフを想像して描いてみると・・・・(^_^;)残念な出来上がりになります。
来月から、二か月に1回程度、ワークを実施することになります。ほとんどは教育施設などですが、最終日は、一般の方にもお越し頂けるよう公共施設で開催したいと思っています。そのときは、またお知らせいたしますね。
ほんの少し前まで、アートセラピーなんて見たことも聞いたことも考えたこともなかった時代でしたのに、今ではこうしてご支援くださる企業様がいらっしゃる。今の時代に何が必要かをちゃんと知ってくださる方々がいる・・・。嬉しいですね。ただいま、ぽむの敏腕コーディネーターが場所を選定中です。※pommeぽむはフランス語でりんごという意味です。

2015年8月27日木曜日

バジルのソース

手作りのバジルのソースをいただきました。Nシマさんごちそうさまです(^^)
見るからに、んまそぅ。。と、言うことで、定番のジェノベージェソースのパスタを作りました。
さわやかなバジルの香り。優しい味わい。フレッシュなバジルを使ったソースは、食べたあとも鼻から抜ける香りで癒されました(^^)
内側からリラックスしたいときは、緑色の食べ物を摂るようにしています。バジルソースは味覚も視覚も嗅覚も癒してくれました。ごちそうさまでした(*^^*)


8月のアートカフェ

色鉛筆を使って、フレーム付きの作品「いろいろ田んぼ」を描きました。まさに、いろいろな田んぼが仕上がりました(^^)アート&カフェ「プティペシェ」さんの黄色な壁にも合いますね。ではギャラリーです。

拍手〜〜!

2015年8月21日金曜日

赤ちゃんのアート

福島市内で臨床美術のアートボランティアに参加してきました。震災後ずっと続けてきたボランティア。被災地全県をまわり、たくさんの方々とアート制作をご一緒してきました。最近では、震災後に産まれた赤ちゃんともアートをさせていただく機会があり、時間の流れを感じています。
1.5歳くらいから、アートに触れることをおすすめしています。赤ちゃんだし、箸も持てないのに、絵が描けるのか?と思われるかもしれませんが、絵を描く・・・というのは形を描くためだけではありません。形のある絵を描けるようになるまでには、階段を上るように、ひとつずつクリアしていくものがあります。まずはこの世界にはいろいろな色があるということを知っていきます。お母さんと指をさしながら、きいろ・あか・あお・・・と色の名前を知っていきます。そして少しずつ、色鉛筆やクレヨンで自分の好きな色を使うことを覚えていきます。赤ちゃんの中には、色を手で触りたいという子もいます。感触から伝わる色のエネルギーを味わってみたいのです。そこまできたら、臨床美術の出番です。今回は、水彩絵の具を思い切り使って、色の混ざりやにじみや、ひろがっていく様子などを楽しみます。そして、大好きなお母さんと一緒に試してみることで、安心してチャレンジを楽しむことができるようになります。それはきっと大人になってから、ピンチをチャンスと捉えられるかどうか。ということにもつながっていくのだろうと思います。
今回は、色紙を作りました。稲穂が垂れてきた田んぼとよく合いますね。どうです?自然と一体化しているこんな素敵な作品。赤ちゃんだってアートしてしまうのです。人は生まれながらにしてアーティストなんですね。

2015年8月12日水曜日

暑中お見舞い申し上げます

今年の夏は早くから、夏が来てしまったからか、いつもの夏よりすこし疲れています。そんな中、白河へ行く予定があり、駅から駅へと移動していましたが、大きな荷物を持って帰省する方々がたくさんいました。
小さいお子さんを3人連れたお母さん。た、大変そう(^^;;でも、あと数年したら、もう少しは楽になるのかな?と思いながら、母ファイト!とエールを送りました。
お休みの方は、ゆっくりできるといいですね。お仕事の方、大変お疲れ様です。

2015年8月6日木曜日

親子deアート明日も元気プログラム

本宮いどばた会主催「親子deアート明日も元気プログラム」で、臨床美術のアートプログラムを実施させていただきました。まずは作品ギャラリーをどうぞ!







たくさんのご参加ありがとうございました。小さな手で一生懸命オイルパステルを走らせ、真剣に耳を傾けて制作してくれたおともだち。本当にありがとうね。
アートの可能性を信じ、毎回お子さんと一緒にご参加くださるママさん。ありがとうございます。
あるママさんから。お子さんが、お友達から絵が下手だと言われ以来、絵を描かなくなってしまって・・・とご相談がありました。何気なく言ってしまう「うまい」「へた」。そもそも、うまい・へたは、だれが何を基準に決めているのでしょうか。この作品の中からうまい・へたを選り分けられる人などいないはずです。
うまい・へたという二択の判断基準が悪いのではなく、心の表現に自己中心的な評価を下すという行為(考え方)を、もう一度再点検した方がよいかもしれません。心の表現は、その人のものであり、本来、ジャッジメントを下す対象ではないはずですね。 そのことを、理屈ではなく、作品を作るという行為から、自らが感じとっていただければなぁと思います。
「感じ取る」?。何やら難しいと思うかもしれませんが、左の脳みそ君で考えると難しいのですが、右の脳みそ君は感じることが得意なので、まずは絵を描いてみましょう(*^_^*)
元気プログラムで、みんな元気になったかな?