4月8日金曜日10時から、郡山市「桑野地域公民館」和室で、「桜の屏風仕立て」を作ります。※制作時間は45分程度90分以内で終了いたします。
ご高齢の方~親子までご参加できるイベントです。3歳以下のお子さまは、大人と一緒に一つ作ることができます。どうぞご参加くださいね。まだ試作ですが、、ちよっと大きめに作ってみました。筆を使わないから簡単!! とはいかないところが面白いです(個人の感想)。もう少し桜を咲かせてみようかな。春はもうすぐそこ。
4月8日金曜日10時から、郡山市「桑野地域公民館」和室で、「桜の屏風仕立て」を作ります。※制作時間は45分程度90分以内で終了いたします。
ご高齢の方~親子までご参加できるイベントです。3歳以下のお子さまは、大人と一緒に一つ作ることができます。どうぞご参加くださいね。まだ試作ですが、、ちよっと大きめに作ってみました。筆を使わないから簡単!! とはいかないところが面白いです(個人の感想)。もう少し桜を咲かせてみようかな。春はもうすぐそこ。
アートで何かできるか? 震災後、たくさんたくさん考えてきました。(人生をもう一度すばしいものだと感じるには私自身が、まず、そう感じなくては) アートができることは、一人ひとり違う。だからこそ、こうした、ひとりひとり違うことを感じられる時間を持とう。私たちはひとりひとり違いますが、ひとつになると美しい色面になれる。。
当時私は、震災2週間後に石巻の友人宅へ食糧物資を届けにいきました。まだ被災して2週間でしたので、やっとがれきの間に道らしきものが通っただけでした。あたりは焦げ臭く、道端には、冷蔵庫、電子レンジ、帳簿、ぬいぐるみ…あらゆるものが流れついていました。電柱に車が2台3台と“引っかかって”いました。そんな情景を見た時、はっと気づきました。今自分がいるここも、誰かが流されていたんだと。
友人のご両親は、自営業だったため、高台に店舗がありました。その日も店舗にいらしため、お2人とも無事でした。お父様は、海側から車で坂を上ってくる人たちに、後ろから波が来ているから早く早くとせかし、とうとう波は、あと数メートル手前というところでやっと止まったそうです。洗濯機のように真っ黒い波が、どんどん車を飲み込み…そんな風景をたくさんの人が見ていたそうです。
ご両親は配給されたパンを私にすすめてくれました。要らない要らないと断りましたが、「たくさん配給されるし、パンはもう飽きたよ~」と笑って、友人が買っていったモスバーガーをおいしそうに食べていました(笑)。
ご両親は美容室を営んでいたのですが、断水していたお水が出るようになってからは、ストーブでお湯を沸かして、洗髪だけ再開したそうです。お風呂に入るのもままならない毎日、何かできないかと考え、水があればシャンプーだけはできると思い立ち、ご夫妻ではじめたと伺いました。「気持ちよかった~と言ってくれてね」と嬉しそうに話して下さいました。そして、福島も今、大変だね。と原子力発電所の事故の心配をしてくださいました。
ご自宅を流されてしまった多くの方は、避難所にいらっしゃいました。ある方から、これまでは自衛隊と呼んでいたけど、今は自衛隊さんとさん付けだよ。と教えてもらいました。自衛隊さんは、行方不明の方の捜索をしてくださり、街に道を作り、炊き出しもしてくださり、本当にありがたいと。
3.11によって、何かしら見方や感じ方が変わった方も多いと思います。ことに芸術家など、クリエイティブな仕事をしている人は、繊細な方が多いためなおさらだと感じます。
さて、このあと福島に戻った私は、福島で出来ることはないかと孤軍奮闘することになりますが、なかなかうまくいきませんでした。悶々としていたところに、日本臨床美術協会から被災地支援プログラムのお話をいただき、チームを組んで、7年弱のボランティア活動へと突入するのでした。
※臨床美術のアートボランティア活動は、ライフラインが安定したあと、有資格者がチームを組み、細心の注意を払いながらアートセッションをいたします。
「う~ん。。。」「どれどれ?」「んんん~…」「ナニナニ?」「サツマイモ…」「(^^;)」イチゴを描くの一コマでした。このあと、ご自身でハッ(゜o゜)と気づき、赤くておいしそうな元気の出るイチゴを仕上げていらっしゃいました。とちおとめです。葉っぱの表情がいいなと思いました。手を伸ばしたら本当に出てくればいいのにと思えるイチゴでした。ご参加いただき、ありがとうございました。
春はもうすぐそこまでやってきていますね。あとは、春の“匂い”がしてくればもう春です。
ありがたいことに花粉症がまったくない私は、毎年春を匂いで感じます。玄関を出た時の、暖かくて、ふわっとした芽吹きの…あの香りが待ち遠しいです。そして早く世界中の人々にも、平和の温かさとマスクのない生活が戻ってこれるよう祈るばかりです。