2022年3月22日火曜日

郡山市桑野でアートイベント

4月8日金曜日10時から、郡山市「桑野地域公民館」和室で、「桜の屏風仕立て」を作ります。※制作時間は45分程度90分以内で終了いたします。

ご高齢の方~親子までご参加できるイベントです。3歳以下のお子さまは、大人と一緒に一つ作ることができます。どうぞご参加くださいね。

まだ試作ですが、、ちよっと大きめに作ってみました。筆を使わないから簡単!! とはいかないところが面白いです(個人の感想)。もう少し桜を咲かせてみようかな。春はもうすぐそこ。

受講料は、1作品制作につき2,000円(イベント価格)。お問い合わせ・お申込みは郡山わくわくの会さん nekomiko35★icloud.com(★を@マークに変えて)こばやしさんまで。お申込み・内容のお問い合わせは講師さとうemiko527★gmail.com(★を@マークに変えて)まで。①参加される方の氏名(親子で1作品制作の場合はその旨をお知らせください)②当日連絡がとれる連絡先(緊急時のみご連絡いたします)をご記入のうえメールを送信してください。受講費は当日のお支払いです。キャンセルの場合は早めにご連絡くださいませ(キャンセル料はありません)。
※マスクの着用と検温のご協力をお願いしています。ご体調が悪い方、濃厚接触でお休みされている方のご参加はご遠慮くださいませ。※感染対策のため時間内に終了できるよう、開始時刻には間に合うようにお越しくださいませ。


 

2022年3月21日月曜日

アートカフェでいちごを描く

福島市「アート&カフェ プティペシェ」さんで、定期アトリエのオーダークラスを開催しています。カフェでは3月いっぱいまで、写真家柳田利美さんの写真展が開かれています。(柳田さんは、長年、福島市にある花見山の写真を撮影されています。その花見山の花々の写真が飾られていますのでぜひご覧になってくださいね)。

 今年のいちごは、甘いような気がします。今回の種類はとちおとめです。
いちごは、不思議な野菜ですよね、その場をパッと華やかにしてくれますし、人を一瞬で笑顔にしてしまいます。そして、すぐに食べたくなります( *´艸`) この喜びを表現として描いてみる! おいしくて楽しい人気のプログラムです。どんどん“イチゴ”になっていく画面の変化が楽しくもあり、また難しくもあり…。。。で、終わったらモデルのいちごさんを感謝を持って胃袋へ…(^^;)
ご参加いただきありがとうございました。

昨日の続きですが、、、臨床美術士がチームを組んで、被災地支援をさせていただいた記録のブログがありますので、ご興味のある方はぜひのぞいてみてくださいませ。→「東臨床美術りぼん」 
また、色彩心理をベースにしたチャイルドアートセラピーで被災地の保育所・幼稚園・避難所等で自由アトリエを実施し、子どもたちのお絵かきに寄り添った事例が本にまとまっています。私も参加していました。国際アートセラピー色彩心理協会のサイトの中で紹介がありますし、販売もしています。






 

2022年3月20日日曜日

郡山のみなさんとカラフルパズル

美しい色面ですね。オイルパステルの特性を活かして制作されている方、モチーフの色をしっかり観察して試行錯誤しながら表現された方、モチーフの色の変化を発見された方、感性そのままに回りのオトナを感嘆させたイケメンBoy…ひとりひとりの個性と感性に「う~ん」と感動しっぱなし。作品を見ている参加者さんもまた同じ(*^-^*) こんな些細なそして、言葉を持たないけれど共有できる時間が味わえることの幸せを、こんなにも愛おしく思うなんて。最近世界的にいろんなことがあるからでしょうか。。

アートで何かできるか? 震災後、たくさんたくさん考えてきました。(人生をもう一度すばしいものだと感じるには私自身が、まず、そう感じなくては) アートができることは、一人ひとり違う。だからこそ、こうした、ひとりひとり違うことを感じられる時間を持とう。私たちはひとりひとり違いますが、ひとつになると美しい色面になれる。。


 郡山市は音楽のまち。芸術文化が根付いているまち。こんな平和な毎日がずっと続きますように。ご参加いただいたみなさまありがとうございました。

2022年3月11日金曜日

3.11に寄せて

3.11東日本大震災から11年となりました。あの日から変わったこと。みなさんはありますか? 私は、2012年から2013年まで宮城県名取市保育所でチャイルドアートセラピーを。2012年から2020年までは、宮城、山形、岩手、福島の被災地で、臨床美術のボランティア活動を続けていました。最終的には、福島市の子どもの施設で終了しました。

 当時私は、震災2週間後に石巻の友人宅へ食糧物資を届けにいきました。まだ被災して2週間でしたので、やっとがれきの間に道らしきものが通っただけでした。あたりは焦げ臭く、道端には、冷蔵庫、電子レンジ、帳簿、ぬいぐるみ…あらゆるものが流れついていました。電柱に車が2台3台と“引っかかって”いました。そんな情景を見た時、はっと気づきました。今自分がいるここも、誰かが流されていたんだと。

友人のご両親は、自営業だったため、高台に店舗がありました。その日も店舗にいらしため、お2人とも無事でした。お父様は、海側から車で坂を上ってくる人たちに、後ろから波が来ているから早く早くとせかし、とうとう波は、あと数メートル手前というところでやっと止まったそうです。洗濯機のように真っ黒い波が、どんどん車を飲み込み…そんな風景をたくさんの人が見ていたそうです。

 ご両親は配給されたパンを私にすすめてくれました。要らない要らないと断りましたが、「たくさん配給されるし、パンはもう飽きたよ~」と笑って、友人が買っていったモスバーガーをおいしそうに食べていました(笑)。

ご両親は美容室を営んでいたのですが、断水していたお水が出るようになってからは、ストーブでお湯を沸かして、洗髪だけ再開したそうです。お風呂に入るのもままならない毎日、何かできないかと考え、水があればシャンプーだけはできると思い立ち、ご夫妻ではじめたと伺いました。「気持ちよかった~と言ってくれてね」と嬉しそうに話して下さいました。そして、福島も今、大変だね。と原子力発電所の事故の心配をしてくださいました。

 ご自宅を流されてしまった多くの方は、避難所にいらっしゃいました。ある方から、これまでは自衛隊と呼んでいたけど、今は自衛隊さんとさん付けだよ。と教えてもらいました。自衛隊さんは、行方不明の方の捜索をしてくださり、街に道を作り、炊き出しもしてくださり、本当にありがたいと。

 3.11によって、何かしら見方や感じ方が変わった方も多いと思います。ことに芸術家など、クリエイティブな仕事をしている人は、繊細な方が多いためなおさらだと感じます。

さて、このあと福島に戻った私は、福島で出来ることはないかと孤軍奮闘することになりますが、なかなかうまくいきませんでした。悶々としていたところに、日本臨床美術協会から被災地支援プログラムのお話をいただき、チームを組んで、7年弱のボランティア活動へと突入するのでした。

※臨床美術のアートボランティア活動は、ライフラインが安定したあと、有資格者がチームを組み、細心の注意を払いながらアートセッションをいたします。



 

2022年3月8日火曜日

3月アートカフェ平日クラス イチゴを描く

 

「う~ん。。。」「どれどれ?」「んんん~…」「ナニナニ?」「サツマイモ…」「(^^;)」イチゴを描くの一コマでした。このあと、ご自身でハッ(゜o゜)と気づき、赤くておいしそうな元気の出るイチゴを仕上げていらっしゃいました。

とちおとめです。葉っぱの表情がいいなと思いました。手を伸ばしたら本当に出てくればいいのにと思えるイチゴでした。ご参加いただき、ありがとうございました。

春はもうすぐそこまでやってきていますね。あとは、春の“匂い”がしてくればもう春です。

ありがたいことに花粉症がまったくない私は、毎年春を匂いで感じます。玄関を出た時の、暖かくて、ふわっとした芽吹きの…あの香りが待ち遠しいです。そして早く世界中の人々にも、平和の温かさとマスクのない生活が戻ってこれるよう祈るばかりです。