2016年6月21日火曜日

飯舘村山津見神社復元天井絵 展に行ってきました

3年前(2013年)に本殿が消失してしまった、飯舘村山津見神社。その天井画242枚が現在復元され、福島県美術館に展示されています。この天井画には守護神のオオカミが描かれています。242枚すべて違うしぐさや、表情のオオカミが描かれているのだから驚きます。さらに驚くのが、震災直後(2011年4月)に同神社の天井画を調査し、写真撮影をしていたから、こうして復元ができたという事実。その二年後に消失してしまうとは誰も思っていなかったでしょう。
その復元をされたみなさんは、福島から遠く離れた和歌山県の大学。そして、写真を撮影されたのは外国の方でした。復元には「ふくしま再生の会」さんはじめ、多くの方がご尽力いただきました。東京藝術大学のみなさんが天井画を復元してくださり、その様子もネット上にあります。飯舘村といえば、放射線量が高く、今も村民のみなさんがご苦労されています。しかしながら、山津見神社の周辺は放射線量も周辺よりは少し低いと伺いました。守り神・オオカミ(大神)様が、村をお守りしたのでは?と思ってしまいます。
さて、このオオカミ様、おひとり、おひとり、個性豊かな・・・顔をしております。犬っぽいとか、猫っぽい、とか、きつねとか、イタチとか、はくびしんっぽいとか、ではなく、あくまでも個性が豊かなお顔をしています。目が真ん丸で、口がムニャムニャしていて、ひょろひょろしていて・・・あ~。文字にするとどうも、笑える顔を想像してしまいますが、一言でいうと「かわいい」です。。。これも神様に向かって失礼ですね。
もう、これ以上は文章で書かないようにします。。。
一度見に行かれてはいかかでしょう!!  私は、242枚のオオカミ様の表情やしぐさに癒やされて帰ってきましたよ。