2015年6月3日水曜日

アートワークをしました

「ふくしまへそのまち親子の心も体も元気プロジェクト」で、臨床美術をベースにしたアートワーク「花便り」を制作しました。親子28人のみなさんにご参加いただき、楽しく制作させていただきました。臨床美術をベースにしたアートワークですが、もちろん、臨床美術の醍醐味のひとつでもある、「先がわからない状態」で制作します(*^_^*)このスリル感が、小さなお子さんから、お年寄りまでのココロをわくわくさせます。想像のお花を開花させた方もいれば、最初はひまわり・・・でもいつのまにか、違う何かになっていました!という方もいらっしゃいました。名前もない花を作ったなんて、とても素敵ですね。世界でひとつだけの花を作ったということですから。
後日感想メールをいただき、読ませていただきました。小さな子供に美術の苦手な私がどう、教えていいものやら・・・でも今回参加して、「固定観念のない自由な発想の娘・・・・これを教えたかったんだ~と思いました!」と気づきを得たお母様もいらっしゃいました。この文章を読んだとき、「あ~本当にこの仕事をしていてよかった」と思いました。今、目の前にいる子どもの姿を、個性を、そのまま受け入れてくれたお母さん。 そんな素敵なお母さんがどんどん増えていただけると嬉しいです。
この親子さんは、親子孫と三世代でご参加くださいました。三世代で取り組めるのも、臨床美術ならではです。小さな手で一生懸命、スティックのりを使いこなそうと奮闘している子どもたち。横でウンウンうなりながら、自分の花をどう咲かせようかと試行錯誤している大人。。本当にうれしくほほえましくレクチャーさせていただきました。みなさま、本当にありがとうございました。