2019年6月29日土曜日

同級生来福


県外から同級生がやってきた。AMと呼ぶことにしよう!
AMは一言でいうと、先見の目がありすぎて、時代の波に乗れないタイプだ。
そういう人っていませんか?
今回AMがやってきたのは、”素箱”さんを見学するためである。素箱さんは、シンプルかつ安全性が高いコンセプトハウス住宅を提供するメーカーさん。素だけあって、味方によっては「これで完成?」と思うのだが、そうではない。一度家を建てたことがある方がわかるだろうが、完成してはじめて「あれ?ここの扉いらなかったかな?」とか「あれ? ここは壁じゃなくて扉でよかっただろうか?」と、とても口に出しては言えないことを思うものである。。素箱さんは、あとから付け足せるものや、強度が十分で安全ならこのままでいいじゃない? という部分をあえて素のままにしておくことで、のちのち付け足したり、そのまま素の木の肌さわりを楽しんだりと自由度が高いのだ。
はばきもない。取っ手もない。天井は高く、クロスも貼っていない。木目と白いキッチン。天井付けのライトはなく、スポットライトで照らされた目にやさしい色度。だから夜は“ちゃんと暗い”。窓も大きく開放感があるが、寒くない。。次世代の住宅ってこんな感じなのね。と、AMの横で感心しながら見ていた。
 色彩であふれかえる外の看板は、時に色の洪水をおこしてまっているように思う。色も波長のため、色に敏感な人にとっては、なかなか疲れることなのだ。

 ランチは福島市のヒトトさんのランチ。優しい食べ物で自分の身体を労わりました。こちらもぜひ。