2024年9月17日火曜日

なんかいいのよねぇ

この日はおひとりでのご参加でした。ある漢字をぐんぐん伸ばして、ぐにゃぐにゃして、よいしょっとして…とてもかわいらしいキャラクターが現れました。プログラムは「文字アート」。キャラクターを描くプログラムではありませんが、偶然にそう見えてしまいました(^^;)

Fさんは、毎日の「生活」をとても大切にされている方です。私はFさんの「なんかいいのよねぇ」という言葉が好きなのですが、Fさんの「なんかいい」は、人にとって必要なものばかりで、いつも感心・感動してしまいます。この作品も「なんかいいのよねぇ」…。みなさんはどう感じますか?

 

お孫さんとSeaグラス



とても仲良しのお孫さんと、お二人でご参加。お孫さんの世代は、言わずと知れたZ世代。の次のα世代。この状況を少々ご心配されているおばあさま…。もろもろわかります。。ですが、アートが始まり、時間を追って、カタチが出来上がってくると、おばあさまとお互いの作品を見せあいながら、とても楽しそうにすすめていました。かわゆい(^^♪ Z世代でも、α世代でも、やっぱり作ることは楽しいのです。タブレットで描く絵も楽しいですが、手で作ることも魅力的なものなのです。お孫さんからは、お庭に咲いていたよつばのクローバーをいただきました。お二人の楽しいひと時をアートで花を添えられてよかったです。

松川町のみなさんとガーベラを描く


 ガーベラだけの花の写真を撮り忘れ、作品だけの写真になってしまいましたが、見事な花っぷり。そして、とっても個性豊かです。(ご参加した)人生の大先輩たちは、こんなにも美しい花を咲かせるのだなぁ~と感激でした。中にはどこかの老舗スイーツの包装紙のようなガーベラも。。このプログラムは、ひとり一人の個性が際立ちました。それだけ、花に対して抱くみなさんの気持ちが違っているんだと思いました。それはもしかしたら、人生の深さなのかも。

次回も元気に再会いたしましょう。ありがとうございました。


朝日の山々を描いてみましたin福島


 

福島市『アート&カフェ プティペシェ』さんで開催している「臨床美術のアトリエふくし」は、個人・またはグループ様でご予約制で開催しています。この日は、3人さまのグループ様によるアトリエでした。
朝日が山々から昇ってくる様子を描いてみました。暗闇がまだ残る様子はまさしく荘厳ですね。山の稜線もおひとりおひとり違っていて、見ていると登った気になるので不思議です(^^;) 上空はもう秋。朝日のころに起きてみようかな?

2024年9月15日日曜日

子どもとアートする意味


 小さなお子さんとアートをするのはとても楽しいです。

材料を準備していると、この粘土はどう使ってくれるのだろう? この作品はどう展開していくのだろう?と期待してしまいます。もちろん、小さい子は、道具を大切に使うとか、絵の具を適量に出すことがままなりません。ですので、粘土まみれ、絵の具1本まるまる使う、マーカーの先っちょ陥没…等々あります。画材が高いものですと"痛恨の極み"ですが、その時期を経て、『適量・適切』を通過し『道具を大切に使う』に到達します。出来ないからと過剰に手伝ってしまったり、汚くするからと取り上げてしまうと、『道具を大切に使う=ひとつひとつを大切にする・愛情を込める=人を大切に思う』につながりにくくなります。(先日MLBを見ていて、大谷選手のグローブに穴が開いていました。穴が開いている以外の部分はとてもきれいで、大切に使っている様子が見られました。やはり一流は道具を大切にしているんだなと思いました)

 小さな子どもとアートをするとき、先を読み心の準備をして"そう来たか!"と楽しむことが大事です。画材も安価なものを準備したくなりますが、安価なものは、アレルギーに対して配慮していなかったりするので、パケ情報を見て購入することが大切です。ちなみに、アトリエポムでは、APマークのもの、パッチテスト済みのものを選んでいます。

さて。

子どもとアートする意味ですが、親子であれば、表現を通して世代の違いを受け入れ、ひとりの人として理解していくことにだいご味があります。いくら親子であっても、一人一人違った魂を持ち、まったくちがう世代を生きる人間です。その魂(DNA?)レベルでの理解と、今ここで自分の子どもとして生まれてきた尊い命を、言葉以外の感覚で理解する。子どもとのアートには深いものがあります。

いろいろとうんちくを語ってしまいましたが…(^^;)親子でアートって今の時代とても必要なのではないかなぁとあらためて思ったので、書いてみました。


会津のみなさんと「私の熱帯魚」

鮮やかな熱帯魚が、ぞろぞろと。どこへ行くの?

会津のみなさんと楽しい熱帯魚を制作いたしました。


 




先頭は大きく目を見開いて、みんなを引っ張っていくのね。
絵本のような「私の熱帯魚」行列でした。
暑い中、ご参加いただきありがとうございました。次回は10月5日です。