子どもはその場が楽しかったときなどは、後片付けを率先して手伝ってくれたり、こうして自分の作品や、作品の一部をおすそわけしてくれます。もう少し大きい子になると、手紙を書いてくれます。それはそれは本当にうれしいものです。。子どもだって、大人にいつもやってもらってばかりでは気が済まないもの。誰かが悲しんでいたり、元気がなかったら、自分にできる範囲のことで、何かをしてあげたい・・・と思うのです。それは、歌を歌うことかもしれないし、折り紙の鶴をあげることかもしれないし、ビーズのかけらをあげることかもしれません。「役に立ちたい」という気持ち、「ありがとう」の気持ちは、誰にでもあるのです。そしてそれは、人間の本質でもあるのです。